ATP-FAQ
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Q: ATP/SalfordはWindows95/98でも動きますか?
A: はい、動作します。ただし、下記の例外がありますので注意してください。
- Salford ATPはDbos2.66/2.71ではマルチタスク
機能がうまく働きません。この問題はDbos3.5では
解決されています。
- Dbos 2.71以前のバージョンでは最近の新しいグラフィックチップをつんだPC
で、Tpplotがうまく動作しない場合があります。この問題は
Dbos3.5では改善されていますが中には動作しない機種も
あります。
- 一部の最新機種ではSalford Dbosが動作しません。
現在下記の機種でこの問題が報告されています。
- Toshiba Satellite 320 CDS
Pentium 233MHz MMX Windows98
- Toshiba Dynabook SS 3010
Pentium Windows98
- Toshiba Satellite 2500 CDS
Pentium 233MHz MMX Windows95
- Toshiba 330 CDS
この場合はDbos3.5をインストールし、さらにWdbos.386を下記の最新版に
入れ替えてください。動作が確認されています。この最新版はSalfordの
Web siteからダウンロードしたものです。
Wdbos.386最新版
Salford Web site
- NEC PC98シリーズではSalford ATP(tpbig/tpplot)が動作しません。
この問題はDbos3.5でも解決されていません。
NEC PC98を参照してください。
必要な設定は、DBOSディレクトリにあるwdbos.386をWindowsのsystemディレクトリ
にコピーし、system.iniの[386Enh]セクションに下記の記述を追加してください。
device=Wdbos.386
- Dbos V3.5
Dbos 2.71以前のバージョンでは最近の新しいグラフィックチップをつんだPCで、
Tpplotがうまく動作しないという問題が出ていますが、この問題はDbos version 3.5を
使うことにより解決するようです。Can/Am EMTP Newsletter Jan/1997の該当部分を
下記に載せておきます。
dbos35.txt
また、富士通のFMVでは、Dbos起動時に"-NOWEITEK"オプションを指定する必要が
ありましたが、この問題もDbos version 3.5を使うことにより解決するようです。
Dbos version 3.5はATP Licenseを有する個人、団体には配布可能ですので、
お入用の方はATPユーザ専用のATP-Related server
より入手してください。
- NEC PC98
Q:NEC PC98シリーズでは動作しないのですか?
A:ATP/Salfordは動作しません。大阪大学 舟木博士のテストによれば、ATP/djgppは動作
するようです。ただし、実害はありませんが、実行時間のレポートがうまく働きません
("0"と表示される)。
ATP/Mingw32も動作するようです。こちらは実行時間のレポートはうまく働くが、
全画面表示では動かず、窓表示で動くそうです。また結果(.lis)を画面表示すると、
ハングアップする場合があります。結果(.lis)はdisk writeすることを推奨します。
ATP/Watcomも動作するようです。
GtpplotのWin32版であるGTPPL32.exeはPC9821シリーズで動作
することが大阪大学 舟木博士により確認されています。
- Other Versions
Q: MS-DOS/Win95以外のOSでも動きますか?
A: ATP/Salford, TPPLOT/SalfordはWinNTでは動作しません。
WinNTで動作するものとしては、ATP/Watcom, ATP/Mingw32, ATP/djgppがあります。
GNU/Linuxで動作する ATP/Linux もあります。
いずれも、実行ファイルの入手は
Secure FTP sitesから可能です。
ATP/Watcom
Watcom Fotran compilerを用いてコンパイルされた WinNT,
Win95, WinNTで動くバージョンでCan/Amのソースコードを基に
米国のBob Moredithさん,Bob Shultzさんに
よって開発されました。現在バイナリは、Drs. Scott Meyer and Tsu-huei Liu
さんによってメインテナンスされているもの(Watcom compiler V11)と
Bob Moredithさん,Bob Shultzさんにメインテナンスされているもの
(Watcom compiler V10)とがあります。
ATP/Mingw32
Win95/98/WinNTで動く、Win32 nativeなATPです。現在BPAで主に使用されている
バージョンです.ATP/djgpp用のソースコードをもとにfreeのEGCS-Mingw32で
コンパイルされてます。
現在改良メンテナンスはDr. Scott Meyer, Dr. Tsu-huei Liu およびアルゼンチン
の Mr. Orlando P. Heviaが行っています.
EGCS-Mingw32(Minimalist GNU Win32)についてはたとえば下記を参照してください。
http://www.mingw.org/
ATP/djgpp
MS-DOS/Win3.1/Win95/WinNTで動く、djgpp上で動作するATPです。ATP/Linux用の
ソースコードをもとに開発されました。Dr. Scott Meyerさん、Dr. Tsu-huei Liuさん、
東芝の菅らが作業しました。現在メンテナンスはアルゼンチンの Mr. Orlando P. Hevia
が行っています.
djgppについてはたとえば下記を参照してください。
http://www.delorie.com/djgpp/
ATP/Linux
GNU/Linux上で動作するATPです。Dr. Scott Meyerさん、Dr. Tsu-huei Liuさん
BPAのMr.Powellさんらにより開発されました。現在メンテナンスは
アルゼンチンの Mr. Orlando P. Heviaが行っています.
GNU/Linuxについてはたとえば下記を参照してください。
http://www.debian.org/
また、現在ATP/Linux上で動作する
GUI DATA INPUT TOOL(ATPDRAWの様な)がありません。誰かロイヤルティフリーで使える
この様なソフトウェアをかいてくれるボランティアいませんか?
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Q: Intel 80x86以外のCPUもサポートされていますか?
A: 少しバージョンが古いですが、Digital UNIX上のAlpha-CPUで動作するTPBIGがあります。
ATP was ported to Digital Alpha machines
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Q: GUIを使ってインプットデータを作成できるroyalty-freeなツールはありますか?
A: ATPDRAW by Mr. Hoidalen of EFI Norway があります。
入手は
Secure FTP sitesから可能です。
ディレクトリは/from_mtu/gui/atpdraw/
これは WinNT/95/98 で動作します。
このツールを使って作成したグラフィカルな回路記述からATP用のインプット
データを作成できます。この逆(インプットデータからグラフィカル
な回路記述を作成する)の機能は、リクエストがありましたが現在実現して
いません。
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Q: TpplotはWinNTで動作しますか?
A: 動作しません。WinNTでは下記が利用可能です。
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Q: GNU/Linuxで動作するTpplotはありますか?
A: Gtpplot/Linuxがあります。
Gtpplot
Secure FTP sitesから入手可能です。
ディレクトリは/common/gtpplot/
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Q: インストールの仕方は?
A:
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Q: Rule Book/Theory Bookはどこから入手できますか?
A: EMTP THEORY BOOK(英文)がSecure FTP sitesから
入手可能です。ディレクトリは/from_mtu/theorybook/
ATP RuleBook(英文)全文のハードコピーは,JAUGから入手可能です。
JAUG幹事にお申し込みください。1冊
送料込みで5000円です。50Hz地区は木更津高専,60Hz地区は大阪大学の幹事へ
お申し込みください。このRuleBookはATP materialとして,Non Disclosure
Agreementの対象になり、ATP-Licesee以外には再配布できませんので注意して
ください。
ATP-Rulebookのほんの一部の和訳がこのサイト(/from_japan/ruleb-j/)にあります。
これは東芝の高橋さんの手になるもので、現在次の章をカバーしています。
- Machine dependent features(1.E)
- TACS
- Switches
- Type 59 SM models
- Universal Machine
- Type 96 Nonlinear Inductance
User Instruction Manual for Noda Setup
入手は
Secure FTP sitesから可能です。
ディレクトリは/from_japan/nodasetup/
PDFファイルを読んだり、プリントアウトするにはフリーのAcrobat Reader
が必要です。お持ちでない方は下記のサイトから入手可能です。
http://www.adobe.com/supportservice/custsupport/download.html
- Q: Can/Am EMTP Newsはどこから入手できますか?
A: 下記から入手できます。
PDF format in Osaka University #2
これはATP materialの中で唯一
EMTP-commerceを含めて誰でも閲覧可能です。しかしATP-Licensee以外の
方は再配布の権限はありません。
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Q: なぜ、EMTP-Commerce(EMTPそのものを販売するグループおよびそ
れへの協力者)への情報開示が禁止されているのですか?
A: EMTPを誰でもが自由に使え、開発、発展に自由に参加できるよ
うにすることがEMTPの発展にとって重要であると考えられています。
ATPの開発、保守、サービスは、この精神に賛同する世界中の
ボランティアによって
行われており、その成果は同じ精神の元に利用されることが想定さ
れています。その成果が、その意図に反して、EMTP-Commerceに利
用され、有料で販売されることは、その前提を覆し、自由な参加を
阻害してしまうからです。もちろん、これはEMTP Commerceが自身
のソフトウェアを自力で開発し、販売することを否定するものでも
ありませんし、EMTP Commerceの製品をATPユーザが購入し、使用す
る権利を否定するものでもありません。ATPとEMTP Commerceの製品
競争は公平に行われるべきであり、EMTP Commerceが
その製品の内部情報を部外に開示しないのと同様にATPもその内部
情報をEMTP Commerceに公開しないのです。
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Q: Royalty freeなライセンスが取得できない団体、個人は?
A: EMTP-Commerce(EMTPそのものを販売するグループおよびそれへの協力者)です。
EMTP-Commerceも、それらが販売している製品と等価な条件で有料のライセンス
が取得できます。
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Q: ATP-EMTPと日本EMTP委員会との関係は? JAUGと日本EMTP委員会との関係は?
A:
"日本EMTP委員会(JEC)"は、EMTPに関するユーザグループとして、世界
に先駆けて、1976年に結成された組織で、パブリックドメイン(著作権が放棄さ
れており、誰でも自由に改変ができ、商用化もできるソフト)であるBPA-EMTP
をメインに、各種バージョンのEMTPに共通な部分の情報交換、調査、研究を目的
にしています。
ATPはCan/Am EMTP User Groupが著作権を有し、EMTP-Commerce(EMTPその
ものを販売する団体およびそれへの協力者)への不参加を誓約する事により、
royalty freeでの使用が許可されるソフトです。ATP-LicenseはEMTP-Commerceに
情報開示しないことを求めていますが、日本EMTP委員会には、EMTP-Commerce
を排除する規定がありませんので,日本EMTP委員会はATPの配布を受けることが
きません。
日本EMTP委員会の中には多数のATPユーザが含まれていますが、従来、日本のATP
ユーザの最新版のATPソフトの入手は、Can/Am user groupへのFDサービス申し込み、
および、Can/Am ATP-Licenseにより認められた、
ユーザ同士でのコピーという形をとっていました。これは、組織的なものでは
なかったため、最新版の入手、配布という点では全く保証がありませんでした。
ヨーロッパのEMTP委員会(EEUG)は、LECの崩壊後、1994年
に設立されましたが、こちらはCan/Amと同じ規約をもっており,EMTP-Commerce
を排除しています。EEUGについては
ATP-EMTP Web Site of EEUG (European ATP-EMTP Users Group Associtaion)
を参照してください。
そして、Can/Am EMTP User Groupとの協力関係のもと、最新版の入手、配布が
保証されております。
現在、JAUGと日本EMTP委員会は、EMTP Commerceに対する立場の違いはありますが、
ATPの利用、普及に関して協力関係にあります。
JAUG関連のニュースについては
JAUG Newsを参照してください。
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