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  本領域では,現代社会の基盤を支え,将来に亘って持続可能な発展に不可欠な電力・エネルギーや交通・物流等の社会インフラストラクチャ・システムについて,そのあり方をシステム面及びそれを構成する要素面の両面から検討を行っている。
特に,太陽光や風力などの自然エネルギーをはじめとする再生可能エネルギーを高効率かつフレキシブルに利用するだけでなく,燃料電池等による水素エネルギー利用や,コジェネレーションによる熱エネルギーの有効利用,鉄道や電気・プラグインハイブリッド自動車を対象とした高度道路交通情報システムによるモビリティと既存の電力エネルギーシステムとの融合をはかった社会システムの実現を念頭に,教育・研究を行っている。
すなわち,電力・エネルギー変換素子・蓄電素子・スイッチングデバイス等のシステムを構成する個々の要素からモデル化を行い,システムモデル構築へとつなげ,得られたモデルをもとに最適な社会インフラストラクチャ・システムを設計することで,地球規模の課題となっている環境・エネルギー問題の解決を目指している。 具体的には,現在下記の研究テーマに関するプロジェクトを実施している。
 1) パワー半導体デバイスを用いた電力変換によるエネルギー利用の高効率化に関する研究
2) 二次電池,電気二重層コンデンサ等の電力・エネルギー変換,蓄電要素のモデリング・制御に関する研究
3) 電力変換回路の実装・パッケージング技術の開発
4) 電力変換回路における半導体素子のスイッチング動作と,それに伴い生じるEMC課題に関する研究
5) センシングとアクチュエーションを一体化したモーションコントロールに関する研究
6) 電力エネルギーシステムのダイナミクス・最適化に関する研究
7) 分散型電源を考慮した電力システムに関する研究
8) 都市エネルギーシステム計画に関する研究

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