電力系統の広帯域同期位相計測 研究内容 †九州工業大学、名古屋工業大学、徳島大学と共同でGPS (Global Positioning System)を用いた時刻同期機能を持つ電圧位相計測装置(Phasor Measurement Unit:PMU)を全国各地の大学に設置し、常時位相データを収集するシステムを構築してきました。このシステムの特徴は、一般需要家が使用する100V コンセントの電圧を計測に用いたことです。 計測データにFFT解析やウェーブレット変換などの信号処理を施し、長周期動揺の観測、系統擾乱時の特性解析、系統モデルを用いたシミュレーションなどを行っています。 |