大阪大学 大学院 工学研究科 研究室について †パワーシステム領域である本研究室では,2050年カーボンニュートラルを見すえた電気の発生から利用までを教育・研究の対象としています。ハードウェア的なアプローチとしては,下記のパワーシステムを構成する要素の評価や設計,要素を組み合わせたシステムの構築を行っています。
評価や設計においては,ソフトウェア的なアプローチとして数理解析手法を用いた理論や実験値に基づくモデル化やパラメータ同定・最適化などを行っています。 少し複雑なシステムになると実験による現象の確認が容易でなくなってくるため,モデルを用いた数値シミュレーションが有用な手段となります。 計算機の発達により複雑な現象も数値的にシミュレーションできるようになってきましたが,数値シミュレーションを行うには必ず仮定をおくことが必要であり,これが間違っているもしくは適切でなかった場合,シミュレーションで得られる結果も妥当性を欠くものになります。 本研究室では現実のパワーシステムにおいて起きる現象をシミュレーションするために,必要な仮定やモデルの有効範囲をきちんと把握したうえでシミュレーションが行える能力を涵養し,その能力を持って研究に展開しています。 各種情報 †
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